文字の藍染は伝統工芸品で、千葉あやのさんは昭和30年に「人間国宝」に認定されました。
- ・文字の藍染伝承の今。
・藍染品を写真で紹介。
・文字の藍染品はどこで買える?
文字(もんじ)の藍染の歴史紹介!
文字の藍染の歴史を紹介する「案内板」が二か所あります。
それで理解していただきたく。
最初は、「愛藍人文字」の入り口の掲示板。
以下の内容です。
これによる「藍染」は我が国最古の染色技術。
驚くことに「平安時代」には、確立されて鎌倉時代には全国で盛んだったと。
「鎌倉殿の13人」
の時代に着ていた装束は、藍染めだったのかもしれませんね。
千葉家の前に建てられた、説明文の内容。
以下の写真で。
千葉家の藍染の特徴が記されています。
藍の栽培から染色までの一貫した作業が、特徴であると。
文字藍染の人間国宝「千葉あやの」さん紹介!
「藍染」
は、現在「作務衣」などで人気。
その昔は、麻木綿に藍染したものは、丈夫で野良仕事には最適な衣類でした。
しかし、化成品に押されて、どんどん下火になって、作る方が激減。
そんな中、守り続けて古き良き文化を伝承した功績は、非常に大です。
こんな方です。
生年明治22(1889)年11月14日
没年昭和55(1980)年3月29日
出生地宮城県文字村(現・栗駒町)
学歴〔年〕文字小卒
主な受賞名〔年〕勲五等瑞宝章
経歴明治42年千葉家へ嫁ぎ、義母より宮城県栗原郡地方に伝わる麻織物の機織と正藍染(正藍冷染)を習う。わが国最古の正藍染め伝承者として、昭和30年人間国宝に認定された。作品に「正藍染麻地着尺」(31年)などがある。
(20世紀日本人名事典)
以後、現在も「千葉家」では、藍染めを継続して伝承しています。
次の継承者は「千葉よしの」さん。
この次(現在)が「千葉松江」さんです。
文字の地域活動での藍染文化の伝承活動!
文字の「コミュニティー組織」の中で、藍染め文化を広める活動を行っています。
内容は以下。
- ①:藍染の実際に行う
②:藍染の小物商品の作成
③:同販売活動
商品開発を、現在積極的に行っていいる様子。
こちらで、大まかですが取り組みの内容を紹介しました。
文字藍染の商品はどこで買える?
「文字藍染」
の商品は、どうやら大手百貨店他での販売。
私の、一般知識では判断しかねるので、割愛いたします。。
ただ、「コミュニティー組織」の「藍染の会」の、小物販売なら
- 「愛藍人文字」
という施設で、若干ですが販売しています。
在庫がない場合もあります。
「愛藍人文字」
は以下のリンク先で詳しく紹介しました。
よろしければご覧ください。
藍フェアーに行ってきた!藍染の伝統文化の内容紹介!
「愛藍人文字」
で、開催された
「藍フェアー」
に行ってきました。
あいにくの雨が降ったりやんだりの天候でしたが、結構なお客さん。
特産の「行者ニンニクラーメン」が、どんどん注文されていました。
もちろん、ターゲットは
「藍染」
今回の展示品は、めったに見られないものです。
写真を撮影してきたので紹介します。
いろんな、藍染めの商品が展示されていて、歴史を感じる写真もあって、とても感動しました。
素晴らしいものですね。
伝統文化「文字藍染」の感想!
昔、中学校の頃、千葉家の前の
「二の迫川」
に、きれいに染めた藍染の反物を、川に流して洗浄する作業を、覚えています。
50年以上前のこと。
反物が、川に泳いでいるようで、とても印象に残っています。
今では、希少な存在なんですね~~
驚きます。
昔の着るものの印象には、やはり
「藍染」
の印象が濃いです。
しかし、今でも「作務衣」は、印象的。
お寺の和尚さんに、多い印象です。
藍染いかがですか?
古きものの良さを感じることは、今の時代では、大事なことだと近年思います。